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【徹底解説】野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)の特徴・パフォーマンスは?

野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)
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野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)とは?

「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」は、半導体関連企業に特化した投資信託で、世界中の成長企業を対象にしています。
2009年8月27日に設定され、野村アセットマネジメントが運用を担当。長期での資産成長を目指すファンドです。


ファンドの基本情報【2025年5月2日時点】

項目内容
基準価額134,987円
純資産総額3,443.90億円
信託報酬年率1.65%
信託財産留保額0.30%
決算日年1回(6月28日)

信託報酬1.65%はやや高めですが、それに見合うリターン実績があるため、コストよりも成長性を重視したい方には魅力的な選択肢です。信託財産留保額が0.30%となっているため、解約時のことも考慮した上での投資をする必要があります。


過去のリターン実績

以下は直近の運用パフォーマンスです:

期間リターン(%)
1ヶ月-4.44%
3ヶ月-20.95%
6ヶ月-19.96%
1年-6.51%
3年+131.57%
5年+351.83%
設定来(約15年)+1,949.12%

2025年前半は調整局面ですが、中長期では圧倒的なリターンを記録しています。


上位組入れ銘柄(2025年2月28日現在)

順位銘柄名構成比特徴
1NVIDIAアメリカ29.10%AI・GPUの覇者
2Broadcomアメリカ16.70%通信・データセンターに強み
3TSMC台湾15.60%世界最大の半導体受託製造
4ASMLオランダ6.50%EUVリソグラフィの独占企業
5Qualcommアメリカ5.80%スマホ向け半導体大手
6KLAアメリカ5.00%半導体検査装置のトップ企業
7Micronアメリカ4.90%メモリ分野に特化
8Marvellアメリカ3.90%通信インフラ向けに強み
9MediaTek台湾3.60%スマホ向けチップ供給
10ASMIオランダ3.40%薄膜技術に強み

NVIDIAやTSMCなど、世界の半導体リーダー企業が中心で構成されています。


投資戦略と特徴

このファンドは、グローバルなマクロ分析(トップダウン)と個別企業の財務分析(ボトムアップ)を組み合わせた運用方針を取っています。

評価ポイントは以下の通り:

  • 成長性の高い半導体市場をピンポイントでカバー
  • 地域分散・企業分散でリスクを低減
  • 技術力・競争優位性に基づいた企業選定

野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)のメリット・デメリット

メリット

  • 世界の優良半導体企業に分散投資できる
  • テクノロジーの成長トレンドに乗れる
  • 中長期で高いリターン実績あり

デメリット

  • 株価変動リスクが高い
  • 信託報酬がやや高め(1.65%)
  • 業種特化型のため市況によってブレやすい

まとめ:こんな方におすすめ!

「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」は、以下のような方に適しています:

✅ テクノロジー・AI分野に将来性を感じている
✅ 半導体業界に長期投資したい
✅ 世界の成長企業に分散投資したい

市場環境に左右される側面はありますが、中長期でのリターンや構成銘柄の質の高さを考えれば、半導体分野の王道ファンドといえるでしょう。

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個人投資家
レバレッジ型のETFでの短期投資から配当銘柄まで幅広く投資。ハイリスク投資が好きなので、暴落時は積極的に買い増し、反面配当銘柄でコツコツ配当も頂いています。資金や人生のフェーズに合わせて投資スタイルを柔軟に買えていきます。
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